ハンドリング × 信頼
みなさん、こんにちは!ドッグトレーナーの榎森です。
現在オリエンテーションクラスに通ってくれている、『 うにちゃん (Mダックス、5ヶ月齢)』
今回は、オリエンテーションクラスのカリキュラムのひとつ『ハンドリング』の様子をご紹介します。
ハンドリングとは、人間が犬を触ることを意味します。
ハンドリングには大事なメッセージがあります。
それはズバリ、
「安全」と「楽しさ」
です。
(犬にとって)
『人間は巨大なエイリアン』
私はいつもそのようにお伝えしています。
ただ単に触るだけでは、犬に人間が触ることの「安全」と「楽しさ」は伝わりません。
正しいタイミングで、正しく褒める
それが大切です。
また、ハンドリングには動物病院やトリミングでの状況を見越して、やや窮屈な状態でも慌てないように慣れておく意味もあります。
その安全性を経験していない犬が、動物病院などで ぎゅっ とホールドされたとすれば、どうですか?
皆さんも犬の気持ちを想像すれば簡単に理解できるでしょう。
エイリアンにぎゅっと抱きしめられるですよ・・・
冗談じゃなく、パニックものです。
うにちゃんは、飼い主さんの手そしてホールドされる安全性をちゃんと感じているのがよくわかります。
最後は「よく頑張ったね。もう自由にしていいよ」の “OK合図” で終了です。
当たり前ですが、無理に押さえつけたり、大声で怒鳴ったりはしません。
犬を服従させることが目的ではなく、「安全性」と「楽しさ」を伝えることがハンドリングの大事な目的です。
オリエンテーションクラスは、主に1歳未満の子犬を対象に、人間との生活で不要なストレスを減らせるような内容で構成されています。
ハンドリングには派手さはありませんが、飼い主そして人間との信頼を深める、本当に大切な内容です。
人間や生活音に対する「恐怖心」は、生後半年あたりから多く発生していきます。
刺激に対して「恐怖」ではなく「好奇心」で接しやすい、生後半年未満でのクラス受講がお勧めです。
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ドッグトレーナー 榎森
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