皮膚の健康 skin health
動物のシャンプーやカットは、世界的には「Grooming(グルーミング)」と呼ばれています。
そこには私たちの「Trimming(トリミング)」という言葉に対するこだわりがあります。
「トリミング」はカットすることに比べ、より細かい作業を意味しています。私たちトリマーは、毛先一本まで神経を研ぎ澄ませ、飼い主様にご満足頂けるよう日々研鑽を重ねています。日本のトリミング技術は世界的にも評価され、自身の仕事に責任と誇りを込めてトリミングと称しています。
「Trim」には「調整」という意味があります。獣医療と連携することで、飼い主様でも見逃してしまう皮膚被毛のちょっとした変化に気づき、より迅速な治療案内が可能です。過去にはトリミング中に尿石症に気づき、大事を逃れたケースがありました。そのように「飼い主様とペット」「獣医療」の間を繋ぐ役割を担っているという自負を込めてトリミングと称しています。
獣医療で使用されているレベル。それは皮膚の痒み低減具合や保湿具合など、製薬会社が幾度も検証し重ね、きちんと数値化されたエビデンスが示されているものをいいます。
トリミングでは皮膚被毛の状態を把握し、時には獣医師のアドバイスのもと、医療レベルで効果の高いシャンプーを選択することが可能です。薬浴をすることで、通常のシャンプーでは実現できない皮膚保湿が促進され、痒みのコントロールがしやすくなります。
専用機器によって浴槽内にマイクロバブル(直径10~数10μm以下の泡)発生させ、シャンプーでは落としきれない毛穴汚れを洗浄します。
マイクロバブルの超微細な泡の表面は、マイナスの電位を帯びており、汚れなどへの優れた吸着性があると言われています。そのため、毛穴の奥の汚れ除去に高い効果を発揮します。
2003年のオープンから地域の皆様にご利用いただき、現在では年間1,000頭を超える犬猫にお越しいただいております。
・家では暴れて爪切りやブラッシングができない
・他店ではシャンプーを断られた
・トリミング中、迷惑をかけないか心配
といったお悩みをお持ちの飼い主様も当トリミングをご利用下さり「お願いしてよかった」とのお声をいただいております。
経験に基づいたトリミングスキルはもちろん、安全性に対する感染症対策スキル、そして犬との対話スキルもこれまで培ってものがあります。初めての犬猫でも次第にトリミングに慣れるよう、飼い主様とどうぶつ達との対話を大切にトリミングを行っています。